現場事務所にプロジェクターを設置し、大画面で新規入場者教育動画を視聴。

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新規入場者教育動画を大画面で!

新規入場者教育動画を流しての教育

 建設工事現場において、請負事業者や元方事業者が新規で工事現場に入場してくる作業員さんに対して、新規入場者教育を行う事は労働安全衛生衛生規則によって定められています。その方法は各事業者によって違いますが、今回は新規入場者教育を映像を流す事によって教育する方法での記事を書いていきます。

 テレビに映像を流して新規入場者に現場のルールや注意事項を教育する。この方法はかれこれ何十年前から行われております。ですが、10年、20年前ともなるとVHSのビデオテープや、最近で言うとDVDをビデオデッキやレコーダー等で毎朝流し、新規作業員に視聴してもらっていました。

 ですが、昨今では映像を動画データとして、スマートフォンやタブレット、パソコン等の端末。又、SDカードやUSBメモリー等、外部メディアにも簡単に保存できる時代です。テレビやモニターを設置すれば、端末とHDMIケーブルでの接続、ミラーリングを使用して、ワイヤレスで動画を画面に映すことも出来る。とても便利に機能を使える時代です。

 一昔前のようなブラウン管テレビとおっきなビデオデッキ。量が多いと嵩張るビデオテープなどを用意しなくても、もっとシンプルに映像を視聴できる設備を作る事が出来ます。

規模の大きい現場で、小さい画面では見にくくなることも、、

現場事務所にテレビを設置し、これで準備完了。ですが規模の大きい現場では1日に何十人と新規入場者がやってくるケースもあります。テレビの配置場所にもよりますが、やはり人数が多いと特に後ろの方の作業員さんは映像が見えにくい場合があります。せっかく質の良い動画を作成したのに見えないのでは教育の効果が半減してしまいます。

 65インチ以上のテレビを用意して設置するとある程度の作業員には視聴してもらえると思います。ただ、あまり大きすぎるテレビを設置する場合のデメリットもあります。

  • テレビが大きすぎると移動する際、テレビスタンド(こまあり)が必要になる。
  • 設置スペースを確保しないといけない。
  • 持って帰れないため。大型連休時盗難の恐れがある。
  • 誤ってテレビを倒してしまい。壊れてしまう。

プロジェクターを用意して大画面で映像を流す

今回、動画制作に携わらせて頂いた現場様は新規入場者が1500人を超える大規模な建築現場でした。1日の新規入場者が20人〜30人の日もあるとの事でした。人数が多いと朝の新規動画を視聴時に小さい画面では見えにくく、内容が伝わりにくいので、こちらの現場様はプロジェクターを設置し、大きなスクリーンで動画を流して教育を行なっておりました。

壁にスクリーンをぶら下げられるため、設置も簡単に出来、移動や片付けも楽に行えます。大画面での動画視聴ですので、新規作業員にも内容を伝えやすく、全員に周知してもらう事ができます。

まとめ

今回は大規模の工事現場での映像を流す方法について書かせていただきました。工事現場には現場の方針がありますが、この記事が少しでもお役に立てましたら光栄でございます。工事現場の皆さん、安全作業で頑張りましょう!

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