新規入場者教育での安全教育(現場特化型と基本的な安全教育)
今回は工事現場における新規入場者教育を行うにあたって、現場特化型の新規入場者教育を行っている現場と、基本的な安全な安全教育だけを新規入場者教育時に行っている現場のメリット、デメリットを解説致します。
新規入場者教育とは
そもそも工事現場における新規入場者教育とはどのような教育を指すのでしょう。
新規入場者教育は、工事現場に初めて入場した作業員さんに現場のルールや、仮設計画の説明、安全教育等を説明する事で、作業員さんに安全に作業してもらう。又、モラル的な内容も理解してもらうための教育です。
現場での基本的な教育とは
工事現場における基本的な教育とは、勿論、建設会社様や各現場によって違いはありますが、ヘルメットや安全帯、脚立の使用等(他にも沢山あります)いわば、安衛則や建設会社様で定められているルールです。作業員さんにルールを守って、安全に作業していただく為にも、こちらの安全教育は非常に重要になります。
現場特化型安全教育とは
現場特化型の安全教育は、現場一つ一つによって異なる教育です。(搬入ルート、仮設計画、工程、近隣協定、作業時間や搬入時間等)こちらの安全教育も非常に重要な教育になります。こちらの教育を受けずに現場入場し、作業に入ってしまうと大きなデメリットが発生してしまします。
- 近隣協定等定められた通ってはいけない道路に入ってしまい、近隣様に迷惑をかける。
- 定められた搬入ルート以外の道を使用してしまい、苦情を受ける。
- 現場で定められた作業時間外で作業をしてしまう。
- 現場で定められた特有のルールを破ってしまう。
このように現場特化型の教育を怠ってしまうと上記の様なデメリットが発生する可能性が生じます。
基本的な新規入場者教育、現場に特化した新規入場者教育をどちらも行う
どちらかだけの新規入場者教育を行うよりも、両方同時に行う事で、より安全に、よりルールを遵守した教育ができ、作業員さんの安全と、お客様や近隣様に迷惑をかけない様に現場を進めることができます。弊社が制作している新規入場者教育動画では、基本ルールに加え、当該現場の概要や、工期、現場に特化した内容を、現場特化型新規入場者教育動画として制作致しております。動画制作をご検討中の方はお気軽にご相談ください。