遠方からの動画制作依頼
今回ホームページを見て頂いた静岡県の建設会社様よりご連絡を頂き、建設現場の新規入場者教育動画の制作をさせて頂きました。こちらの工事現場は市街地という事もあり、交通規制が多く、又、近隣住民様との協定があり、騒音や振動をなるべく出さない様に配慮している工事現場でした。
工事車両の通行ルートの指定を動画で説明
こちらの工事現場は一方通行や大型車規制などが多く、工事車両が入場する際は必ず決まった搬入路を使用して、工事車両を通行させるという方針でした。新規入場者教育の制作時、動画内に工事現場周辺図を添付し、音声と共に決まった搬入路を分かりやすく明示し、通ってはいけない道路や時間帯などを表記しました。また、人通りが多い交差点や道路を地図やGoogleマップのストリートビューからスクリーンショットして分かりやすく明示しました。
道路や交差点の写真を明示する事で工事車両の進入ルートがよく分かり、ルートを間違う事が激減します。
騒音や振動、道路の汚れ等に対する近隣住民様への配慮
建設工事現場において騒音や振動は、日中、家やお店、マンションで過ごす事が多い方、夜間に仕事をしている方、乳幼児の睡眠を妨げたり、色々な方にストレスを与えてしまう可能性があります。
大きい重機や機械を使用しての作業は勿論、特定建設作業の申請を出さないといけませんが、出したらOKというわけで訳ではありません。
やはり大きな音や振動が出やすい作業は、どうしても騒音や振動が発生してしまいゼロにはなりません。しかし、近隣住民様に配慮した作業をした方が少しでもストレスを抱える人が減少するはずです。
今回の新規入場者教育動画の制作も、こちらの現場様の方針で、近隣住民様に気遣い、配慮して作業を進めて欲しいとの内容で制作致しました。重機作業時は少しでも振動を減らすように、バックホウでの移動時はなるべくスローで進む。むやみやたらに激しい操作をしない。近隣店舗に出向く際の注意事項(歩きタバコやポイ捨て、むやみに大きな声を出さない)等の注意事項を明示致しました。
また、工事現場で工事車両が行き来する際、タイヤについた泥や土をひっぱって、道路を汚してしまう。この行為も近隣住民様に迷惑をかけてしまいます。乗用車が通ってタイヤを汚してしまったり、歩行者が靴を汚してしまう。つまずいて転倒するといった最悪の事態にもなりかねません。こちらの注意事項も動画内に入れ、全作業員(外国人も含め)に周知できるように制作いたしました。
動画内にこちらの内容を入れる事で全作業員に周知できます。外国人にも分かりやすい様に外国語表記とイラストも入れています。
まとめ
今回携わらせて頂いた工事現場様の様に、近隣住民様への気遣いに重きを置き、全員に教育を行う事で、作業員一人一人が配慮でき、全員が気持ちよく作業できる。そして、近隣住民様も安心できる環境づくりが大切だと感じました。また、こういった素晴らしい方針を掲げる現場様の力になりたいと思いました。